ツアー体験のご感想

他では決して体験できない貴重なもの

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

2日間、大変お世話になりました。
他では決して体験できない貴重なものとなりました。
私自身、東南アジアの戦跡をめぐり、ベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、フィリピン等へ何回も出かけて行っております。
本当に沖縄にもっと早く行くべきだったと思っております。
妻もへとへとになりながらも、「今回は濃い旅になったね」と喜んでおります。
沖縄で撮影した写真を見ていると、負傷した兵士たちが「学徒さん、学徒さん、まだですか」とか「俺の手足はどこ行った」といった声が聞こえて来るような気がします。
実際にガマに入ってみて、こんなところにずっといるなんて、と正直思いましたが、地上に出ればもっと悲惨な戦場であることを思うと死より生を取るといった選択だったと思います。
戦争から派生した基地問題についても正しく認識ができました。本土にいたら新聞報道等偏った見方のままでした。
戦争についても基地問題についても認識を変えた2日間でした。
(T.様 愛知県 夫婦)

あの情景は今もハッキリと心に焼き付いています。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

ツアーに参加させて頂いてから1ヶ月~  すっかり日常に戻り~と言うのは表面上の事で 大きく変化した日々を過ごしています。
真珠湾での演説、慰霊の姿、生存者の男性をハグするパフォーマンス!
これを沖縄の方はどんな思いで見ておられるのだろう? と強く思い。
判決、返還式、オスプレイ再開のニュースを見聞きしクラッシュした機体、物陰に隠すように置かれた機体を思い出しながら 到底納得など出来ない思い。
今尚すぐに見付かる弾丸、戦禍の中少女達が走ったあの山道、最後の地を見下ろしながら説明して頂いたあの時 逃げ惑う何万の人達で埋め尽くされた様子を目の当たりにしたように感じたあの情景は今もハッキリと心に焼き付いています。
また アブチラガマで経験のないその闇が私は怖くて怖くて~ その時「あの当時はこの暗闇が一番安全だったんですよ。皆ここに入りたかったんですよ」と言って下さったガイドさんの言葉が忘れられません。
また「この地に皆さんが入って来られる事を嫌がる霊なんていませんよ。来てくれた事、聞いてくれた事、知ってくれた事を喜んでいますよ」とも。
身勝手に使われながら裏切られ見捨てられ悲しい思いで亡くなっていかれた大勢の皆さんの魂が喜んで下さるなら一生懸命伝えて行こうと心から思い また その気持ちは日々膨らんでいます。
11才の孫がとても知りたがる事をビックリ嬉しく思い。息子(孫の父親)が その場に立ちたいと言ってくれ再び下地さんにお会い出来るよう計画中です。
日本人同士絶対に知っておかなければならない事、考えなければならない事に気付く入口に立たせて下さった下地さんに感謝しています。
日々膨らむ思いに向けて暮らしながら次息子と一緒にお会い出来る日を楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
(C.様 京都府 女性)

《平和》がどれほど大切なものかを実感

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

下地さんからいただいた資料や地図を広げ、巡った戦跡を一つ一つ思い返す日々ですが『もっともっと教えていただきたかった』と思う事が次々と浮かんできます。沖縄の旅で下地さんに連れて行っていただいた一つ一つの地、今も色あせることなく脳裡に焼き付いていて毎日のように思い出します。
すべてが大切な場所でしたが、最後に寄ってくださった波平の第一外科見学後、坂道をのぼって見た光景が忘れられず今も涙が出そうになります。
さとうきび畑とその向こうの低い山並みが、一瞬私を71年前の夏に連れていきました。ほんのわずかな時間《恐怖と絶望》を感じたのを覚えています。そのあとは《平和》がどれほど大切なものかを実感していました。
嘉数高台公園から見た《普天間のオスプレイ》が大破した映像を目にして、怒りと悲しみで心がつぶれそうになりました。沖縄の皆さんが直面している苦しみが胸に刺さります。
ヤマトの私にもできること・しなければならないことがあります。平和を守って行こうと改めて思いました。
《平和》のために、立ち止まることなく私なりに一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。叔母にとって40年前の思い出をたどる旅でもあった今回の沖縄行き摩文仁の丘・牛島司令官自決の地で昔通っただろう《海沿いルート》を下地さんが見つけだしてくださったことにもとても感謝していました。計り知れない知識の中から相手の思いに寄り添った情報を提供くださるスキルの高さに敬服しました。あの《お墓にこだわるスーパーパワフルおばちゃん》と次なる3日目・4日目オリジナルツアーに参加させていただきたいと願っています。あの叔母なら80才を越えていても受け付けてもらえるでしょうか?(笑)
(O.様 埼玉県 叔母姪)

子どもと一緒に貴重な体験

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

「最初は難しいかと思っていたけど実際の場所に行って話を聞いたので、わかりやすかった。学校の勉強より面白かった。」(娘)
「70年前に激戦のあった場所が生々しく残っていることに驚きました。70年と言っても実はそう遠い昔ではないんですね…。沖縄についても戦争についても、現在の日本についてもなにもわかっていないことを改めて痛感させられました。実際に足を運んで自分の目で見ることの大切さを改めて実感しました。
思春期の入り口に立った子どもと一緒に貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。」(母)
(M.様 東京都 母娘)

今まで遠い存在だった「戦争」

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

戦争当時と今とを視覚的に比べることで、実際にこの場所で戦争が起こっていたのだと認識できたことは、今まで遠い存在だった「戦争」をどこか自分の中に取り込めたような感覚を与えてくれました。
(K.様 大阪府 男性)

人間としての成長を促せるもの

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

アメリカ軍の沖縄進行がどのような戦略・戦術のもとになされたのか,これに対して旧日本軍がどのような戦略・戦術でこれを向かい打ち国体を維持しようとしたのか,実際の上陸地点や防衛ラインをめぐりながら,肌で感じることができました。シュガーローフヒルなど一部地形が大幅に変化しているところもありましたが,やはり実際に現場に立つと写真等では伝わらない空気のようなものがあり,これを順を追って巡ることは大変意義深いものでした。武器も食料も医療品もすべて圧倒的に不足している中,必死の防衛と最後の突撃を敢行した日本人が数万人単位でいたことに改めて深い感銘を受けました。
また嘉手納基地や普天間基地など現在でもアメリカ軍の基地がその進行の歴史をなぞるように多数点在していますが,先の大戦の歴史的な評価と,今日の国際情勢の中での日本とアメリカの関係を考える上でもきわめて有意義な時間を過ごすことができました。
沖縄の住民の方々が村ごと避難したガマの跡なども巡らしていただきましたが,当時の沖縄の方々の犠牲がいかに大きなものであったか,戦争がいかに集団的な狂気を生むものであるか,現在もアメリカの基地が生活地近隣に偏在していることに沖縄の方々がどのような思いを抱いているのか,などなどいろいろな視点から改めて考える機会を得ることもできました。
国際社会の中での日本の立ち位置など,日本全体のことばかり抽象的に考えすぎると,とかく現場に対しての想像力に欠けがちですが,このようなツアーに参加することは他人の感じている思いへの想像力や共感力を高め,人間としての成長を促せるものではないでしょうか。友人知人等にも推奨したいと思います。
このようなツアーをほぼボランティアで継続されている下地さんに感謝いたします。ありがとうございました。
(N.様 東京都 男性)

言葉では言い表せない複雑な…やるせない気持ち

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

私がこのツアーに参加した理由は「第二次世界大戦に何が起きていたのか知りたい」というとても単純なものでした。
沖縄戦は教科書だとわずか1ページ足らず、だったと思います。何が起きていたのか、なぜ悲惨だったのかを知らないまま来てしまったので、まだ1人で動けるうちに知っておかなきゃと思いました。
昨日今日と、跡地を巡りながら教えてもらった事の一つ一つが今じゃ考えられないような、でも実際にあったことだと感じ、言葉では言い表せない複雑な…やるせない気持ちになりました。でも、だからこそ学べて良かったです。沖縄の過去の出来事も今起きている出来事も全部リンクして学ぶことのできた初めての授業でした(今までの歴史の授業は暗記科目という認識だったので…)
でもまだまだ腑に落ちないこともありますね。それも教えてもらった良い機会でした。もう社会人になってしまいましたが、まだ25歳なのでこれからも積極的に経験していきます!
本当にありがとうございました!
(E.様 東京都 女性)

次の世代に伝えて行こうと思っています。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

その折にはお世話になりました。
仕事や観光気分の全く無い状況で、私なりに真剣に「沖縄」について知りたくなり参加しました。じっくりと勉強できてとても有意義な時間が過ごせました。
刻々と迫ってくる米軍の足音を見聞きしながら追い込まれて行く恐怖と頼りにしてついて行くしかない日本軍に裏切られたり、恐怖を与えられた現地の人々の気持ちを考えながら歩いていると、私は、「戦争だから仕方ない」の言葉では何とも私の気持ちの整理ができなくなり、重くて本当に声が出なくなりました。
2日間のツアー参加で、私の考えにも少し変化があったのは事実です。
まだまだ私は、沖縄について何らわかっておりませんし、今後も私の思いは色々と変化をすると思いますが一生懸命勉強し、私なりに次の世代に伝えて行こうと思っています。
次の世代もその世代なりに真剣に考えてくれれば、我々共に日本国民として凛として歩んでいけるのではないかと思います。
貴殿には、いつの日か、私の愚息達にも色々と教えてやってほしいと思っております。
本当にお世話になりました。又、お会いできますことを楽しみにしております。
ありがとうございました。
(G.様 岡山県 男性)

沖縄戦について知れば知るほど

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

先日のツアーでは大変お世話になり、ありがとうございました。また写真も頂戴し、ありがとうございました。とてもよい記念となります。
今回のツアーでは、知らなかったことを知る楽しさと同時に、沖縄戦について知れば知るほど、自身の不勉強を痛感しました。その意味で、今回のツアーがよいきっかけとなり、新たな視点を持てたことは本当に大きな収穫でした。
また、文字を通して知識を得ることももちろん大切ですが、実際の場所を訪問し、肌で感じること、距離感を感じることもまた重要であると改めて感じました。
2日間という短い時間でしたが、凝縮された内容を経験でき、このような機会を用意してくださった下地さんに感謝いたします。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
(K.様 神奈川県 男性)

本当に勉強になる沖縄の旅でした。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

この度は本当に有難うございました。
今まで夫婦で戦跡ツアーに参加した中で1番解り易く、資料等も配布して頂いて、沖縄戦を目と耳と現場で感じる事が出来、本当に勉強になる沖縄の旅でした。
今まで戦跡巡りは、グアム島、サイパン島、テニアン島、ロタ島、パラオ諸島、トラック諸島と巡ってきましたが、お世辞も冗談も抜きで、本当に下地さんのガイドが1番です。
私の中で右翼も左翼もありません、まずはその島で起きた戦史の事実を確実に素人に伝え感じでもらう。そして島の歴史を伝えながら、今案内してもらっている場所が島のどの辺りなのか、どの様な戦いだったのか、それを客に解り易くガイドする。そして客は感じとる。沖縄県以外の日本国民は、まず沖縄で下地さんのツアーに参加するべきだと強く思いました。
教わった後で客がどう感じるかは人それぞれだと思いますが、決して偏ったガイドでは無く、事実を丁寧に説明して頂けて、私は本当に素晴らしいガイドだったと感じています。
私の中では下地さんのガイドは、全て満たしていました。ある程度戦史を知っている私は別として、家内は素人です。一緒に南方の島々の戦跡巡りに参加しているものの、方向音痴と歴史音痴で全然理解力が無い人間です。しかし、今回の下地さんの沖縄ツアーは本当に頭に入った様で、「本当に解り易かった。理解する事が出来た、今までの海外での日本人ガイドは何だったの??」って言っていました。私も同感でした。本当に解り易かったです。最高の戦跡ガイドでした。有難うございました。
沖縄県民が当たり前の様に知っている事を、他県の日本人は知らなさ過ぎですね・・・。
私もまだまだ勉強が足りぬと反省しております。
(O.様 奈良県 夫婦)