ツアー体験のご感想

絶対に忘れてはいけないと思います。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

独特の文化を持ちのびのびと穏やかに生きていた沖縄の人たちに、想像を絶するほどの辛く惨めで悲惨な目にあわせてしまった過去の真実を、私たち日本人は絶対に忘れてはいけないと思います。
世界中の人たちがみんな怖がったり飢えたりせずに、穏やかな生活をしたいと願うのは当たり前のことで、そのじゃまをしてはいけない、どんなことがあっても。守らなければならない決まりごと。問題がおこっても戦争をせずに、話し合いで解決していく。苦しみや悩みを解決するために頭とお金を使う。
こんな簡単な考えになぜ行きつかないのだろうか?
沖縄に来て、ここで生活している人たちを見ていると、いつも心の安らぎを感じます。家族みんなが笑っていきている、命を大切に〜というとてもsimpleで強いmessageを人類に発信してくれている‼
過去に嫌な思いばかり、日本の国の犠牲になったにもかかわらず、その過去の出来事を何も知らない私を受け入れてくれるその寛大さには何も言葉が出ません。何も言えません。
訪れる人に安らぎを与えてくれるそれぞれの大切な生活が、静かに継続出来るよう祈るばかりです。
最後に、今回の女子旅に付き合って下さり、ありがとうございました。
(S.様 神奈川県 女性)

 

今回の旅の大きな宝になりました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

先日は、ありがとうございました。沖縄戦の戦跡を貴重なお話と共に伺うことができ、大変勉強になりました。私は特にアブチラガマでの体験が強く印象に残っています。沖縄の自然の中で、地獄のような戦場がそこにあったこと。少しでも理解できたことが、今回の旅の大きな宝になりました。
あの後、平和祈念資料館に行き、鉄血勤皇隊の碑や、住民が群がった水溜りを見ました。海岸沿いの数々のガマの側には、黒く変色した岩を見て、火炎放射機の恐ろしさをその痕跡から感じました。
また、辺野古基地にも立ち寄り、ゲート前で座り込みをする方々から少しお話を伺いました。ちょうどその時にオスプレイが低空飛行で飛んでいたのが本当に恐ろしかったです。
最終日である今日は、旧海軍司令部壕にも立ち寄りました。太田海軍少将の最後の電報に沖縄県民への労りが強く残っていたことに感動しました。
横浜に戻り改めて厚木基地や横須賀基地など、もう一度基地問題に向き直ってみたいと思うと同時に、横浜にも5.29とういう空襲の日を忘れない取り組みがあるので、この土地で出来ることを引き続き行っていきたいと思います。
(S.様 神奈川県 男性)

神秘的な世界の一端に触れることができました。

斎場御嶽と久高島で沖縄の魂に触れるツアー

説明がなければ「一体この場所は何なんだろう、綺麗な場所だったなぁ」と思うだけで終わってしまっていたと思いますが、下地さんの詳細なご説明のおかげで、神々しい聖地を、厳かな気持ちで訪れることができました。
沖縄に来る前、ネット上で斎場御獄の説明を読みましたがいまいち分からず、しかもそのような信仰のない土地で育ったものには、その信仰を理解するまでにはかなりの時間がかかるものと思われますが、説明を聞いたことによって、神秘的な世界の一端に触れることができました。
久高島に到着したお昼には海蛇を上品なだしで煮込んだ美味しいイラブー汁を初めていただき、その後、「聞得大君(きこえおおきみ)」や「ノロ(神女)」といった、初めて聞いた信仰に関する人・事・物に関する説明を聞き、イラブーをいぶす場所なども訪れ、日本本土の信仰の原型がこの島にあることを知りました。1970年代に最後の祀りが行われたあと、その後はもう祀り事を行える人々がいなくなってしまったと聞き、時代の変遷で貴重な文化が失われてしまったことを非常に残念に感じました。
沖縄に来る際には、「癒しを求めてリゾート気分で来るのは嫌だ」と強く思っていましたが、ツアーの最後に訪れた、神々が来臨したという砂浜を見たときの、あのあまりにも白い砂浜と美しい海を忘れることはできません。こんなに綺麗な砂浜を今まで見たことがなく、息をのみました。美しすぎて、久高島を離れた今も、あの砂浜を思い出してはため息が出てしまいます。(遊泳禁止だそうです)
また、こんなにも美しく神々しい土地が、観光リゾート地にされてしまわないだろうかと内心心配していたところで、下地さんが「この土地には住所というものがなく、3つの区域に分けられている。郵便物などは人の名前を見れば分かる。神の土地に住所をつけて区切るということが憚られるんです」とおっしゃっていて、この島の土地は島民の共有のものであり、私有制ではないのだということを知り、大変驚きました。所有者がいないから、リゾート開発がされなく、それもきっと神様が守っていてくださるからなのでは、と推測しました。
沖縄の信仰について知りたい方は、是非このツアーに参加されることをおすすめします!
(K.様 台湾在住 女性)

沖縄について多くの誤解をしている

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

自らの無知と痛感し、さらなる学びの意欲を掻き立てられる2日間でした。私は現在、大学4年生、来年度から新聞記者として働くことになっています。新聞紙面では沖縄基地問題が日々掲載され自らの関心が高まり沖縄に行きたいという思いが強まる一方で、沖縄の行くとしても考えられるのは平和祈念公園やひめゆりの塔、基地など、はたしてそれで沖縄のことが分かるのか疑問を感じていました。そんな悶々とした中で、偶然にネット上で見つけたのが下地さんのツアーでした。ツアーでは2日間を通して、米軍が上陸した北谷町から日本軍の防衛線、司令部のあった首里城、最後の摩文仁など沖縄戦の時系列に沿ってその現場をたどっていくので、迫りくる米軍に対する日本軍の焦りや民間人の震えが伝わってきました。特に下地さんは多くのパネルを使い、軍の情勢図や戦闘当時の写真を見せてくれました。写真の中の銃を持った米兵の横にあるシーサーが、今・ここに私の隣に立っているこのシーサーだと分かった時はタイムスリップしたように、約70年の時を超えて沖縄戦が肌に伝わるように追体験ができました。
加えて、説明を聞く中で沖縄について多くの誤解をしていることが分かりました。例えば、私は沖縄についてわずかには勉強していったつもりでしたが、沖縄戦において沖縄の民間人は米軍に多く殺されてしまったというような先入観をもっておりました。しかし、米軍は民間人の保護にも重きを置いていたと知りました。日本軍は民間人に「天皇にために死ぬことは正しいこと」といった皇民化教育や「米軍の捕虜になるのは恥」といった戦陣訓のために、沖縄の方が亡くなっていったことをはじめて知りました。また、日本軍が元は首里城が陥落したら沖縄戦の終了と決めていたにも関わらず、南部に撤退したことから、当時南部に避難していた多くの民間人が犠牲になったことも知りました。下地さんの祖父様が摩文仁で語った「日本軍に騙された」という言葉は、沖縄の人が感じる日本に対する思い、抑圧されてきた歴史を痛感し、今の基地問題にもつながるように感じました。下地さんのご両親やご祖父母が沖縄戦を経験しており、また下地さん自身のお話しを聞く中で沖縄の方の気持ちが少しは垣間見えるように感じました。
最後に今回のツアーは五感を使うものであったように感じます。沖縄の方が逃げたガマの中の臭いやムンムンと感じる湿気、その場に行くことでしか分からない多くの経験ができました。2日間もみっちりと沖縄戦をたどることができました。沖縄の戦場のポイントは何も知らない私にとっては見つけることは困難で、このツアーがなければ決してたどり着けなかったと思います。このツアーは私の人生において重要な位置を占めることになると思います。下地さんには2日間、かなりお疲れになったと思いますが、それでも大変丁寧に熱く語ってくれました。本当にありがとうございました。
また、沖縄に行く機会がありましたら、よろしくお願い致します。
(K.様 神奈川県 男性)

なぜだか少し頭が重くなりました。

最高の聖地で沖縄の魂に触れるツアー 斎場御獄と久高島

下地さんにガイドをお願いするのは二度目です。前回のツアーから一年以上経っていましたが、こちらのことを覚えていて下さり嬉しかったです。
当日は天気もよく、斎場御嶽も久高島もとても落ち着いた場所ですので終始のんびりした気持ちでツアーに臨めました。
もし自分達で斎場御嶽と久高島に行っていたら、何だかよく分からないままに写真だけ撮って帰ってきていたと思いますので、今回ガイドをお願いして本当によかったです。
斎場御嶽は、もともとは男子禁制ということで、下地さんはここに来るとお尻を蹴飛ばされてるような感じを受けると言っていましたが、一方で私はなぜだか少し頭が重くなりました。不思議です。何か心に邪なところがあるということでしょうか。斎場御嶽に入る直前まで帽子を被っていたせいだと思いたいです(笑)。
また、久高島では昔は王族しか食べることのできなかったというイラブー(海ヘビ)料理を食べるなど、貴重な経験を得られました。イラブー汁は薬膳料理と聞いていましたが、意外とおいしかったので挑戦してみてよかったです。
沖縄に行く際は、またガイドをお願いしたいと思っています。
次回は山原の方へ…
今回はありがとうございました。
(I.様 千葉県 母娘)

沖縄に漂う”悲しみ”の空気を感じました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

姉)先日はお世話になりました。ありがとうございました。
私は戦史が好きで中でも太平洋戦争はとても興味深く、かつての沖縄戦を戦った兵士の言葉で、ありったけの地獄を見たといわれるほどの激戦区だった沖縄。その沖縄戦を現地で案内していただけるということで参加させていただきました。米軍上陸地点から始まり、次々と占領され追い詰められていった様子、現代の人間には計り知れない恐怖で住民が逃げ込んだガマや米軍が防衛戦を突破してくるのを見ていたであろういくつかの丘、最後の砦の首里城など…自分の足で現地に立ち71年前の沖縄に思いを馳せ、また手を合わせることができました。今まで、資料や文献などでは知り得なかった事を知ることができました。また現在の沖縄の問題や、米軍基地の内情なども興味深く、悲しみ、怒り、虚しさと色々な感情でいっぱいの時間でした。(気持ちの疲労(笑)時間の関係で1日コースでしたがとても濃い沖縄滞在の1日でした。ひとつ、下地さんが本土のことを大和の人達と言っていた事には違和感がありました。
ほんとうにありがとうございました。
妹)沖縄に漂う”悲しみ”の空気を感じました。自分はこれからこの日本を好きになれるだろうか・・。沖縄の悲しみを知ること、国が間違い続けていることに皆気づくべきです。沖縄の人たちの心がこれ以上踏みにじられることがないよう、明るい未来が来るようお祈りします。私は今日から地球人として生きます。ありがとうございました。
(S.様 高知県 姉妹)

忘れる事の出来ない内容

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

丸々一日、忘れる事の出来ない内容の濃い一日でした。
まず驚いたのが基地の規模です。十数年前に訪れた際にも基地の存在は認識していましたが、知識の無さから「あ、基地だ、広いねー」程度の感想でした。
ところが今回のツアーが始まると、どこに行っても基地の存在から目を逸らすことができません。何より驚き己の無知を思い知らされたのが、昼食時に見せて頂いた地図で知った嘉手納基地の大きさです。そして普天間飛行場の(小さいと言ってはいけませんが)規模。
下地さんが何度もおっしゃっていた「沖縄はわがままですか?」という言葉が印象的でした。
もうひとつの驚きはテレビや写真でしか見た事のないオスプレイが自分の真上を飛んでいったこと。それも何機も。
オスプレイに限らず、戦闘機の音の凄さ、一日の飛行数、空の事情。驚いたことを挙げたらキリがありません。
勿論、ツアーの目的である沖縄戦の悲惨さ、目を覆いたくなるような残酷さには驚いたのですが、とにかく私の想像力が追いつきません。あたりまえですが…
でも改めて日本という国の罪の大きさを知ることができたように思います。
学校では教わる事の無い『歴史の勉強』のつもりでしたが、70年以上経った今につながっているんですね。
これだけの内容でまだ半分…南部編もまたよろしくお願いします。
沖縄戦を知ると同時に沖縄の『今』を知る事ができ、とても有意義なツアーでした。
そして終始、下地さんの沖縄ことばに癒されてました(^^)こちらこそ楽しい時間を本当にありがとうございました!
(o.様 茨城県 女性)

沖縄にはまだまだ知りたい事がたくさんあります。

最高の聖地で沖縄の魂に触れるツアー 斎場御獄と久高島

昨年は沖縄の戦跡を訪ねるツアーのガイド、今年は沖縄の最高の聖地を訪ねるツアーのガイドをお願いしました。今年の沖縄の旅の目的が沖縄の歴史と文化を学ぶ事でしたので、今回お願いしたツアーは、その集大成のように感じられました。今回も、下地さんのガイドでなければ知りえなかった知識をたくさん教わり、日本人のルーツが沖縄にある事も確信しました。
沖縄にはまだまだ知りたい事がたくさんあります。次回も、宜しくお願い致します。有難うございました。
(S.様 東京都 夫婦)

沖縄の現状と沖縄戦という歴史に触れて

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

終わってみればあっという間の一日でした。
しかし一方で、日常では避けがちな沖縄の現状と沖縄戦という歴史に触れて何日も経ったような気もします。
海やレジャーのイメージが強い沖縄ですが、もう一つの沖縄の姿に触れることができました。
東京にいるときは気づくことができなかった、沖縄と沖縄の人たちの心に触れて心が揺さぶられ、また正直平和ボケな自分に気づいて恥ずかしくもなりました。
暑い中、ひとつひとつ丁寧にガイドして下さったことに心から感謝しています。
今回は中部編だけの参加でしたが、早いうちに南部編にも参加しようと思っています。
沖縄という存在が、今も昔も日本にとってどれだけ重要だったのか、そしてこれからもさらに重要なのか・・・
そのことに気づかされたツアーでした。
ありがとうございました。
(H.様 東京都 女性)

 

平和とはいかに大切なことだと思います。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

2日間のツアーで、色々見ることが出来て本当に感謝しております。
沖縄を訪れて、戦争が終わって70年も経っているのに、街のいたるところに戦争の後が残っているということに驚きました。普通の観光をしていたら全く気がつかなかったと思います。
壕の中の暗さやひんやりとした感じ、よどんだ空気が今でも思い出されます。
このような場所を見たり話を聞いたりすると、平和とはいかに大切なことだと思います。
戦争になると、被害を被るのは一般人です。歴史は繰り返されてはいけないと思います。
(K.様 神奈川県 女性)