ツアー体験のご感想
充実した内容でとても楽しめました。
この度は一人参加でも丁寧なガイドを2日間していただき本当にありがとうございました!
私も充実した内容でとても楽しめました。また、教えていただいたお土産も家族や友人に喜んでもらえました!
民宿は広くて眺めの良い部屋を用意してくださり、朝は浜辺まで散歩しました。おかみさんが一人で切り盛りしているそうで、雑種っぽい犬が2頭いました。実家でも柴犬を飼ってますがそれより大きく逞しかったですね。おかみさんには平和祈念資料館まで送ってくださり、僅かな時間ですが館内や平和の礎も見ることができました。空港までのバスも教えてもらい、おかげさまで無事帰宅いたしました。もう少し滞在に余裕があれば辺野古も見に行こうと思っていました。
写真も送っていただきありがとうございました。いつも一人旅だと自分が写っていないので良い思い出になります!
琉球王国についても興味が湧いてきましたので、次回の旅のテーマにしようかと思います!
(Y.様 東京都 女性)
2日かけて巡らないと分からないことがある
下地さん、お世話になりました。2日かけて巡らないと分からないことがあると思います。今回のツアーで、地上戦の実態がどんなに悲惨かということを知りました。そして生きることが大切なんだということ、信じ込まずに全体を見渡し考えることが大切なんだと教えられた気がします。ありがとうございました。
(T.様 佐賀県 男性)
住民の辛苦は想像に余りあるものです。
抵抗の気配があれば軍人・住民の別なく迫りくる米軍と、不条理な抗戦命令を続ける日本軍との間で、家族・縁者をも巻き込まれた地上戦における住民の辛苦は想像に余りあるものです。
2日間の学びが影響で、帰ってからも関係図書を開いて復習しています。
(Y.様 北海道 夫婦)
重たいです。でも知るべきです。
重たいです。でも知るべきです。
結婚25年の記念に「沖縄旅行」。ここまでは普通でした。でも私の勝手な思い入れから下地さんの「戦跡ツアー」に申し込んでしまい、妻は出発直前まで「行きたくない。怖そうだし・・・」と、人生初の沖縄というのにまったくテンション上がらず。がしかし、2日間のツアーを完走し(あえて「完走」と呼ばせていただきます)、帰りの飛行機の中でふたり顔を見合わせて「めちゃくちゃ重かった。精神的にもヘトヘト。でも参加してよかった。ホントよかったっ!!」と感想を述べ合いました。一言で言えば、そんなツアーです。
一般的な日本人にとって沖縄戦イコール「ひめゆり」かもしれませんが、そこに至る長い道のりを知らなければ、沖縄戦を知ったことにはならないと思います。日本軍の思惑、アメリカ軍の戦略。予想以上の日本軍の抵抗、それを凌駕するアメリカ軍の物量。そして否応なく巻き込まれていく住民の方々の姿。戦争という普通名詞で表現してもほとんど意味をなさないほどの異常異様な状況が出現していく。
ツアーに参加して印象に残った出来事を1つだけ書きます。
陸軍病院跡の資料館で下地さんの説明を受けていると、隣の見知らぬ老婦人が展示された集合写真を指差して「あ、この人○○さん、これは△△さん」と大きな声をあげました。聞けば、敗戦直後のアメリカ軍占領下、いっしょに仕事をしていた上司や仲間の皆さんの写真とのこと。90歳を越えるこのご婦人は、このあと当時のことを堰を切ったように一気にお話されました、それも赤の他人である私たち二人に対して。ひとしきり話し終わると、老婦人は私たちの顔をまじまじと見て「内地の方?ごめんなさいね、でも覚えていてね」とおっしゃいました。
下地さんの独り言。「ああいうおばあちゃんの話をちゃんと聞いてあげないといけないんですよね・・・」考えてみればおかしな話です。90歳のおばあさんは戦後70年経ってはじめてこの資料館に来たのです。「そうなんです」と下地さん。体験した人ほど語らず、体験した人ほど内に秘めてしまう。
歴史の残し方、継承のしかたに関しても気がかりなことがありました。ツアーでは数多くのガマや碑などを訪れますが、入り口の表示や説明板がなかったり、あっても全然目立たない。敷地も整備が行き届いているとはいえず、荒れるに任せるようなところもあります。もちろん予算やマンパワーの面が一番大きいのでしょうが、沖縄各地に点在する戦跡をしっかり残すことに対して、どこか目に見えない躊躇のようなものがあるのではないか。(すみません。ボランティアなど地元の方々の努力を軽んじるつもりは毛頭ありません。魔文仁の丘のキラキラした観光地を見るにつけ、彼我の落差を感じざるを得ませんでした。)
さて、ツアーでは移動時間がけっこうあります。そんなときは是非、下地さんに質問をどんどん投げかけ、ご自身の感想や意見を語ってください。そうすれば、このツアーがさらに楽しいものになるでしょう。次回は、下地さんの本業(?)であるネイチャーツアーにも参加したいと思います。
(S.様 東京都 夫婦)
一生忘れることはないです。
このたび沖縄戦争ツアーに参加させていただき、ありがとうございました。
一人参加ということで、心配しておりましたが、そんな心配は全く必要がなかったです。それどころか、本当に丁寧な対応で、沖縄に対して良い印象のみが残っております。
特に、ガマは一生忘れることはないです。次沖縄に行く時もまたこの地を訪れたいと思っております、。女性一人参加でも全然安全なのでお勧めです。また計画を練って、次回は基地巡りに参加したいと思っております。
本当にありがとうございました。
(K.様 名古屋市 女性)
タイムスリップしたような錯覚を覚えました。
戦後70年ということで、前々から太平洋戦争に興味があったものの祖父母には、話を聞かず仕舞いだったので、ふと、戦争経験を聞けないか、ガイドブックには書かれない史跡を巡れないかとインターネットにて探したのがきっかけで申し込みました。
「沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー」と銘打ったツアーですが、ツアーというよりも追体験するような2日間でした。アメリカの記録写真と同じ現地に赴いて比較すると、あたかも70年前にタイムスリップしたような錯覚を覚えました。現在の沖縄問題も実際は日本国問題であることに気づかされ、考えさせられることが多かったです。
2日間、朝から夕方までみっちりと内容の濃いツアーなので、体力に自信があり、且つ、勉強熱心な方に推薦したいツアーです。
ここで勉強したことを少しでも後世に伝えられるようにしたいと思います。
(I.様 埼玉県 男性)
二度と戦争を起こさない
先日は、2日間暑い中ご案内いただきありがとうございます。
すぐに感想をと思いましたが、目で見た過去と現実を自分の中で消化するのに時間を要しました。
沖縄戦の戦跡を順を追って辿りながら、なぜここでこのような選択をしてしまったのか、違う選択肢はなかったのか、と考え続けました。そして、最終の地である摩文仁の丘に立った時、「この戦争は何だったのか?何のための戦争だったのか?」と考えましたが、答えは全く浮かびませんでした。答えがないとすれば、この闘いで落とした多くの人達の命は何だったのでしょう?戦いの過程を丁寧に辿ることで、この過程は戦争以外にも現在の色々な問題にも共通するのではと思いました。
そして、戦跡巡りの合間に見た広大な米軍基地。下地さんから様々な話を聞き、日米の歪んだ関係、沖縄に存在する構造的差別について、改めて気づかされました。この構図もまたどこかで見た構図です。
日本という国の問題点を理解するために、その縮図である沖縄を学ぶことは沖縄に住んでいない人達にとっても重要なことだと思いました。
今回、下地さんの案内がなければ、有名な観光スポットをいくつか巡り、「やっぱり戦争は怖いよね。平和がいいよね。」程度の感想しか持てなかったと思います。本当にありがとうございました。
以下、息子(11歳)の感想です。原文ママなので読みづらいかと思いますが、載せておきます。
「僕はこのツアーを通じて、沖縄戦についてすごくよく知れて、とても勉強になりました。もう二度と戦争を起こさないようにしようと思いました。
アブチラガマやチビリガマなどを見て、こんな暗い中、怪我をした兵士が苦しんでいたり、たくさんの住民が米軍の攻撃によって無念に死んでいったのはかわいそうだし、本当にぞっとしました。しかし、こういうことにも目をそむけず、しっかりと見て感じるのもとても大事なことだと思いました。
米軍基地の問題、差別についても知れ、このことに対して関心が持てました。
日本が行った太平洋戦争、日中戦争(15年戦争)は無意味な戦争だったと改めて思います。
下地さん、僕にこんな知識を与えてくれて本当にありがとう。これから、もっともっと勉強をしていきたいと思います。そして、比嘉さん兄弟のような勇気もつけたいと思います。
次回は沖縄北部の昆虫などを探すことを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。」
(T.様 札幌市 母子)
「来し方行く末に思いをめぐらせて」
「来し方行く末に思いをめぐらせて」
戦跡ツアーでは大変お世話になりました。
下地さんの戦跡ツアーを選んで本当に良かったと、いろんな方に話をしています。
戦跡ツアーの丁寧に組まれた一場面一場面と共に下地さんの心の奥底からでる知性溢れる言葉が忘れられず、返す返す思い出しては、命を捨てる教育をこの国がしてきた事実を、そして、現代のこの国の在り方に疑問をさらに持つ戦跡ツアーでした。
私が生まれ育ったところも米軍基地があるので、共通する問題もあるのですが、沖縄の基地負担による問題は格段に沖縄の人の生活に影響が大きいと感じました。
今回の戦跡ツアーや沖縄旅行で、沖縄の歴史や文化、そして自然についてももっと知りたいと思い、沖縄のジュンク堂にツアーの翌日に寄って沖縄コーナーで本を数冊買い求めました。
今回は時間の都合で中部編だけでしたが、次回は南部戦跡ツアーに是非行きたいです。
本当にありがとうございました。
(H.様 岡山県 女性)
事実を知ることができた。
沖縄に行ったのは今回が初めてだったのですが、せっかくなので沖縄の歴史を学びたいと思い申し込みました。前日はあいにくの雨だったのです が、当日は快晴に恵まれました。沖縄戦の歴史を、実際に現地を見ながら説明していただき、教科書には書いていないような突っ込んだ事実を知ることができ、大変満足いく内容でした!どうしても旅行と言うと、観光地だけを巡って終わりということになることが多いのですが、このツアーのおかげで 現地の歴史を知ることができ、実に濃密な旅行になりました。また1日しか予定がとれなかったので、中部編だけで終わってしまっていまいまし た。必ずもう1度参加して続きの南部編も必ず聞きたいと思っています!
(K.様 東京都 男性)
戦後、「日本人」は変わっていない
昨日・一昨日と大変お世話になりました。ありがとうございました。
想像以上に内容が濃く、充実した2日間となりました。
小学生の頃から中学卒業まで毎年家族旅行で沖縄を訪れてはいましたが、ひめゆりの塔と資料館に行くくらいで、実際の戦跡に触れ、考えることはあまりありませんでした。
教科書や授業でいくら「住民をも巻き込んだ地上戦」と言われても、どこか遠い昔の出来事のようで、興味はあるけれど自分には関係のないことだと思っていました。
このツアーに参加することで、沖縄戦におけるアメリカ軍の侵攻を実際の地で感じて、想像することができました。
「関係ない」と思っていた70年前の戦争も、今報道されている時事問題に強く繋がっていることを知ることができました。
また、当時の日本軍司令部の指示や行動を知ることで、なぜ「住民を巻き込んだ」地上戦になったのか、日本軍の問題点がどこにあったのかということを知り、考える機会となりました。
戦後、日本は変わったと言われていますが、私は「日本人」は変わっていないのだと思いました。都合の悪いことからはとことん逃げ、「自分は関係ない」と思う無関心が後々大きな犠牲を生むのだと思います。
また、場の空気に逆らう勇気がない人が多いことも、自分で多くの知識を集めて正しい状況判断ができ、それを周りに伝えられる人が少ないことも、当時の日本人と変わらない部分だと思います。そういった点が多くの犠牲を産んだこともこのツアーに参加したからこそ学ぶことができました。
自分たちで戦跡を巡るだけではわからないことをたくさん教えていただきました。これからももっと多くの人にこのツアーに参加して考える機会を持って欲しいです。
下地さん、本当にありがとうございました。
(M.様 東京都 女性)