ツアー体験のご感想

ビーチで泳ぐよりも楽しく有意義なものとなりました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

先日のツアーではお世話になりました。私にとって下地さんとのツアーは、ビーチで泳ぐよりも楽しく有意義なものとなりました。
旅行後知人に、旅の思い出は綺麗な風景よりも現地で出会った人との交流のほうが強く残るものだ、と言われましたが本当にその通りだと思います。そんな沖縄旅行になりました。
私がこのツアーに参加したきっかけは、そもそもなぜ沖縄に在日米軍の4分の3が集中していて、なぜ普天間飛行場は街のど真ん中にあり住民が危険にさらされているのか、と疑問に思ったことが始まりです。
この疑問は、先の知事選で当選した翁長氏が連日、普天間基地の辺野古移設反対・沖縄の基地負担は重すぎる、と訴える姿を見聞きして生じた疑問です。今まで沖縄の基地問題にあまり関心はありませんでしたが、翁長知事が政府に掛け合い続ける姿には、沖縄について考えざるを得ない力がありました。
そして、沖縄の基地問題はすべて沖縄戦以来の問題であり、沖縄戦について調べれば沖縄の基地問題が見えてくる、と私は考えたのです。また、調べるなら座学だけでなくフィールドワークを通してのほうがより理解出来るだろうと思いこのツアーへの参加を決めました。
実際私はこのツアーを通して、悲惨な沖縄戦の実態や、基地問題、また沖縄の現状について多くのことを得ました。
また、下地さんはツアー中は沖縄戦のことだけでなく沖縄の現状についてや、基地で働く日本人、また沖縄に駐留するアメリカ人の事情なども教えてくださり、沖縄に対する理解をさらに深めることができました。
ツアー内容にはとても満足しております。周囲からツアー費が高いのではと言われましたが、コンサートやダイビングが同じような金額であることを考えると、そこまで高いとは思いません。
次回沖縄に行く際は、沖縄戦南部編だけでなく山原や斎場御嶽といった沖縄戦以前の沖縄、へのガイドもお願いしたい、と思うようなそんなツアーでした。
ありがとうございました。
(I.様 千葉県)

沖縄のイメージが180度変わりました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

密度の濃い、楽しくもあり、ほんとに考えさせられる旅となりました。下地さんとの1日で沖縄に対しての認識が余りにもなかったことに、恥かしさすら感じる旅でした。沖縄といえば珊瑚礁と青い海、レジャーとしての観光地としか思っていませんでした。下地さんにわかりやすく、一から教えていただいた沖縄の歴史は聞けば聞くほど、辛い話でしたが、沖縄のイメージが180度変わりました。そして、沖縄の方々がどれ程辛い思いをされているのかは、話を聞いたくらいではわからないとは思いますが、こんな平和バカに暮らしている私達も勉強して、日本の事を考えて行動しなければならないといけないんだと、思いました。講演して、一人でも多くの人に、沖縄の現状を知ってほしいと思います。本当にありがとうございました。
(K.F.様 兵庫県)

若い方に是非参加していただきたいです。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

この度は大変お世話になりました。大変勉強になりました。
嘉手納基地で十分事足りるのに、改めて辺野古を作るなんて、絶対におかしい。安倍さんはこの国をどうしたいのか?不安です。
実際に沖縄に来て、そんなことを考える機会になりました。若い方に是非参加していただきたいです。
(K.K.様 兵庫県)

考えさせられる記憶に残るツアーでした!

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

とても考えさせられる記憶に残るツアーでした!
高齢者のいる大所帯を引き連れてのツアーはいつもより気を遣わせたのではありませんか? 御世話になりありがとうございました。
やはり下地さんのツアーで正解でした!絶対参加して色んな話を聴くべきだと思いました。
表では聴けないような話など…
何事も自分の目で見て耳で聞いて、そして体験してみるべきやなと思いました。
(K.H.様 兵庫県)

Seeing is Believing

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

百聞は一見に如かず、英語ではSeeing is Believing,だそうですが、その地に足を置き、その地の空気を吸い、そこでの出来事を自らの想像力を働かせ疑似体験をする、今回のツアーは、この至極当たり前の事実を再認識させてくれたような気がします。沖縄との距離は、間違いなく大幅に縮まったこと、それは即ち、沖縄の人の心へ一歩も二歩も近づけたことを意味します。その道標役を果たしてくれたのが下地さんです。
妻は、市民が自主的に様々な活動をする際の拠点施設(市民活動推進センター)で、今回のツアーで見聞きした内容を一般市民に知ってもらう機会を持てたらいいね、などと話しながら、Facebookへの投稿キーをたたいております。
ますますのご活躍を祈念しつつ、二日間のご案内への感謝を込めて。
(H.様 栃木県)

気が狂いそうな感情を覚えました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

先日は、2日間大変お世話になりました。
沖縄へは何十回と訪れていますが知らないことが多々ありとても勉強になりました。
ガマを見学したときに、当時のことを考えると気が狂いそうな感情を覚えました。
読谷村から摩文仁までの戦跡を辿り、90日間に及ぶ不条理な戦いを強いられた当時の人々の思い、今現在の沖縄の思いを下地さんのガイドによりリアルに感じられました。
摩文仁で見たこの輝く海の景色、青い空の下で行われていた、当時の戦争のことを思うと何とも言えない複雑な気持ちになりました。
戦争は、絶対にしてはいけない!平和を願わずにはいられませんでした。
2日間では、語りつくせなかったと思いますので沖縄戦と今現在の沖縄についてもっと知りたいと思いました。
また、是非ガイドをお願したいと思います。
(M.様 静岡県)

インパクトが強く、忘れられません。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

随分経ちましたが、その折はご案内ありがとうございました。申し込んで本当に良かったです。心に残る旅になりました。
あれから日比野さんの本なども読み、改めて戦場になることの悲惨さを感じています。また沖縄の方々のご苦労も以前よりずっと身近なものとして、ニュースなどに接しています。このところ仕事で戦争体験者の話を聞いていますが、内地での物のない生活や空襲の話、戦地に行かれた方は少なく、行かれても運良く帰って来られた方のお話は、それはそれで私には耐えられないなと思いますが、やはりそちらで見聞きした戦場やガマの悲惨さには及ばないと感じています。特にアブチラガマでのお話はインパクトが強く、忘れられません。多くの人が知るべき内容だと思います。
父も戻ってから日比野さんの本も読み、主人がネットから出した沖縄戦の資料を熱心に読んでいるようです。父は入隊はしましたが、戦地に行く前に終戦を迎えたので、やはり沖縄の状況は衝撃だったようです。
これからもこの素晴らしいツアーを長く続けていかれることを願っています。いつか息子たちにも行かせたいものです。
では下地さま、お元気でご活躍ください。
(I.様 愛知県)

人生観が変わりました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

この度は貴重な体験をさせていただき、真にありがとうございました。
戦争のことも勿論ですが、現在の沖縄の皆さんのおかれている環境、心情を知ることができました。パラオのペリリュー島では、守備隊長が嘘までついて島民を避難させ、一人の犠牲者も出さなかったといいます。それに比べて・・・。
北海道に住む兄と今回の旅行のことを電話で話しをしました。父の話していたことで、何か知っていることは無いかと聞いたところ、「米軍上陸の直前に那覇(泊港?)から入り、上陸後程なく守礼の門の近くで戦闘を開始した」と言っていたそうです。その後負傷し、洞窟に隠れていたようです。それまで獣医になるために勉強していた22歳の研究員だった人間が、急にかり出されて戦場に放り込まれても何も出来なかったのだと思います。
引き揚げてからは、まず食べることが最優先と農業に従事。しかし、腹部を貫通するという大怪我がもとで、ガリガリに痩せていましたし、力も母より無く、よくストーブの近くで横になっているという印象の父ですが、昭和39年に内蔵の病気に肺炎を併発し亡くなりました。
父は、結局42歳で亡くなりましたが、本当に奇跡的に復員して来たのだと思います。
今回の体験で、色々な気づき、想いが生まれました。人生観が変わりました。
本当にありがとうございました。
(N.様 東京都)

自分の気持ちに一区切りをつけることが出来た

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

私の世代、あるいはその中でも特定の者だけかもしれませんが、沖縄というキーワードで思い浮かぶのは沖縄戦です。
ダイビングもやりますので、世代を問わず気軽にサイパンに行って潜って遊んでくる仲間もいます。が、少なくとも私はサイパンで遊ぶ気にはとうていなれません。
この思いは沖縄でも基本的には同じで、仕事で沖縄を訪れる時はともかく、ダイビングなどで沖縄を訪れる際は心のどこかでここ(沖縄)で遊ぶことへの引っ掛かり(後ろめたさのようなもの)を引きずり続けていました。いつかどこかでこの気持ちを総括しなければならないと思いつつ時間だけが経過してしまいましたが、下地さんの存在とガイドを知り、ここで自分の気持ちに何らかの区切りがつけられることを期待してお願いしました。
これまで点でしか見聞していなかった戦跡を米軍上陸地から摩文仁まで地理的に線と面で、さらに時系列を追ってたどることにより、ようやくその輪郭を見ることが出来た思いです。その意味で自分の気持ちに大きな一区切りをつけることが出来たと同時に、今回案内いただいた内容をどう捉えるかという新たなスタート地点に立った思いです。そしてそのスタート地点は今回のツアーを経験しなければ生涯見ることすら出来なかったことと思います。
心より感謝いたします。
「移ろうて 沖縄(しま)の景色は 変われども 何を見つめん 富盛の獅子よ」
(K.様 福岡県)

言葉に出来ないものを体感できる

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

先日は二日間のガイドをしていただき、本当に有難うございました。そしてお写真をどうもありがとうございます!丁寧に解説〜ご案内していただき、私のほうもとても楽しく過ごさせて頂きました。
もともと人間の身体的&心理的な恐怖の感覚に興味があって、戦争体験にも興味を持っています。実際に戦闘があった沖縄の戦跡を巡りたいとずっと思っておりまして、今回のツアーに参加させていただきました。
ツアー名通り、米軍上陸から戦闘の最後までを追っていくことは非常にわかりやすく、お勉強が苦手な私でもじっくりと理解できました。
場所を回りながら見せて頂いた地図や資料、特に同じ場所の当時の写真はすごく実感が湧きました。自分の身体を同じ場所に置くというのは、言葉に出来ないものを体感できる貴重な体験だと思います。そして基地問題について恥ずかしながら無知でした。実際に暮らしの中に広大な基地があることや、オスプレイの音や飛んでくる頻度を体感することができ、今後基地問題にも注目したいと思いました。戦跡だけを巡っていたらそこまで意識が回らなかったかもしれません。知るきっかけを頂いたこと感謝しております。
今回ひとり参加でしたが楽しく過ごさせてもらいました。私が亀甲墓や秘匿壕に興味があると話すと早速お勧めの場所へ寄ってくださり(有難うございました)、また、ツアーには入ってなかった「ひめゆり散華の跡」の話をしてみたところ、急遽連れて行ってくださり、かなり満足させていただきました。融通を利かせて頂けたのは、少人数ツアーの良いところかもしれません。ありがとうございます。今回まわってみて特に感じましたが、戦争遺跡や記念碑などは、有名どころ以外は非常に見つけにくい(看板も立っていない)ものが多いので、自分だけで回るのは難しく、見つけられないで迷ってしまうことになったと思います。大変有意義な2日間でした。
(K.様 東京都)