《平和》がどれほど大切なものかを実感

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

下地さんからいただいた資料や地図を広げ、巡った戦跡を一つ一つ思い返す日々ですが『もっともっと教えていただきたかった』と思う事が次々と浮かんできます。沖縄の旅で下地さんに連れて行っていただいた一つ一つの地、今も色あせることなく脳裡に焼き付いていて毎日のように思い出します。
すべてが大切な場所でしたが、最後に寄ってくださった波平の第一外科見学後、坂道をのぼって見た光景が忘れられず今も涙が出そうになります。
さとうきび畑とその向こうの低い山並みが、一瞬私を71年前の夏に連れていきました。ほんのわずかな時間《恐怖と絶望》を感じたのを覚えています。そのあとは《平和》がどれほど大切なものかを実感していました。
嘉数高台公園から見た《普天間のオスプレイ》が大破した映像を目にして、怒りと悲しみで心がつぶれそうになりました。沖縄の皆さんが直面している苦しみが胸に刺さります。
ヤマトの私にもできること・しなければならないことがあります。平和を守って行こうと改めて思いました。
《平和》のために、立ち止まることなく私なりに一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。叔母にとって40年前の思い出をたどる旅でもあった今回の沖縄行き摩文仁の丘・牛島司令官自決の地で昔通っただろう《海沿いルート》を下地さんが見つけだしてくださったことにもとても感謝していました。計り知れない知識の中から相手の思いに寄り添った情報を提供くださるスキルの高さに敬服しました。あの《お墓にこだわるスーパーパワフルおばちゃん》と次なる3日目・4日目オリジナルツアーに参加させていただきたいと願っています。あの叔母なら80才を越えていても受け付けてもらえるでしょうか?(笑)
(O.様 埼玉県 叔母姪)