沖縄を知ることができました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

生まれて初めて沖縄に行くことができました。沖縄の歴史を知る旅は、沖縄戦や基地問題を自分の目と耳で見聞し、こんなにも戦争とは過酷で悲惨なものだということを実感し、今の沖縄を知ることができました。米軍による日本本土への攻撃を遅らせるための時間稼ぎの持久戦として、日本初の地上戦の戦地となった沖縄。那覇市内に陸軍病院が置かれていたそうですが、米軍による空襲の際約30の横穴壕が造られ、その中に病院は移され、米軍の艦砲射撃を受けながらの医療活動は、医薬品だけでなく食料もほとんどない状況で、困難を極めていたそうです。壕は住民の避難所となりましたが、日本軍の作戦基地、また野戦病院として使われ、米軍の攻撃の的とされ多くの命が失われたのでした。避難住民が本来は自分たちを守ってくれると信じていた日本兵に、壕の外に追いやられ、犠牲になったことも胸の痛むお話でした。第二次世界大戦後、沖縄では米軍によって土地を略奪され、自然が壊され、広大な米軍基地が造られています。その基地の物凄い広さと危険と隣り合わせの実態に驚きました。今の沖縄を見ますと、沖縄では戦争は終わっていないような気さえします。それなのに、安倍政権が辺野古に新基地建設を強行し、憲法9条を変えるなどして日本を戦争する国に変えようとしているのは許されないことです。戦争法廃止2000万署名を集め、戦争法廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定を白紙に戻す国民連合政府樹立に向かって、地道にコツコツ活動をしていきたいと思います。そのうちに、また沖縄にぜひ行きたいと思っております。
(O.様 神奈川県 母娘)