戦争の恐ろしさを実感した

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

先ず、写真のお礼を言い忘れました。きれいに撮れていました。ありがとうございました。最初に妻の感想から下地さんの懇切丁寧な解説に現場を目の当たりにしてよく分かり、戦争の恐ろしさを実感したとのことでした。友人達にも沖縄戦のことを話し、平和な現在に感謝いたします、とのことです。私は、勤め人の現役時代はとても休みが取れず、沖縄慰霊にいずれはと思いながらとうとう70年も経ってしまいました。しかし、足腰丈夫なうちにお参りしたいと思い、思い立ったら吉日と先日伺ったわけです。私は戦時中、東京練馬区の人間でしたが、国民学校2年のとき群馬県の妙義山の旅館に学童疎開しました。そんな経験から同年輩の学童が亡くなった対馬丸のことなど、沖縄の戦時中のことはドキュメンタリーで随分見ています。しかし、いま沢山のガマを見、中に入り天井の黒こげの跡、弾丸の跡、病院にした真っ暗な洞窟の柱の残骸、当時の人達の思いを想像して、やはり百聞は一見に如かずでした。先生になろうとしていた有為の女学生たちに考える暇を与えず、ただ看護に明け暮れ、後には軍隊に見放されて行ったことを思うとなんと惨い一生であったかと、胸つぶれる思いで立ちつくしました。今もって米軍基地があり、日本の犠牲になられている沖縄には申し訳ない気持で一杯です。近いうち先日撮って来た記録を私のブログに載せたいと思っています。
(M.様 東京都)