まるで自分が戦場に立っているような感覚に襲われました。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

終戦から70年、憲法を変えようという動きが強まる中で、先の戦争について学びたいと思い沖縄をたずねました。戦跡ツアーでは米軍上陸から首里城の司令部が南へ退却するまでの経緯を、ガイドの下地さんと一つ一つたどり、当時の写真などの資料も見ながら1日かけて丁寧にご説明いただきました。移動中には戦後、そして現在の沖縄についての色々な質問にも答えてくださりとても勉強になりました。ツアー後半に訪れたシュガーローフでは、那覇中心部の車や飛行機の音がふと銃声や爆撃の音に聞こえ、まるで自分が戦場に立っているような感覚に襲われました。沖縄では70年経った今も広大な基地と隣り合わせの生活があり、戦争の痛みはまだ続いている。過去の話、とは言えないのだということツアーに参加して感じています。
(B.K.様 栃木県)