毎日沖縄の話をしています。

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

私たちにとっては本当に良い思い出になり毎日沖縄の話をしています。沖縄貯金をしようという事になり、何年後になるかわかりませんが、まだまだたくさんある戦跡めぐりをしたいと主人は言っています。その時はガイドを又お願いしたいです。
主人は職場においてある、下地さんの資料をもう一度読み直し本当にわかりやすいと言っています。現地に直接行き、説明してもらったからよけいに頭の中にすんなり入ってくるのだそうです。
母に沖縄での話をしたところ、私の祖父の戦争の話を始めて聞くことが出来ました。私は、祖父から戦争の話を一度も聞いた事がありませんでした。祖父はもう亡くなっていますが生きている間に聞いておけば良かったと思います。当時祖父は徴兵されたそうですが、大学を卒業していたというだけでとてもいじめられたそうです。殴られたり、重いものを運べと言われてよろっとするとけられたりひどかったそうです。戦地がどこかわかりませんが、病気になり赤い紙を貼られて、戻ってきたそうです。病気になっていなかったら、死んでいただろうとの事でした。戦争の事はあまり話をしたくないと言っていたそうです。83歳まで生き、本人はわが生涯に悔いは無しと言って亡くなりました。
同時に、母の友人で看護婦として日本軍と一緒に中国へ行った方の話を聞きました。
その方は昭和元年生まれで今も健在です。戦時中は常に手榴弾を持たされていたそうです。看護婦として、軍人さんの手当をして以来うどんが食べられないそうです。中国から戻ってこられた時、日本の国土がみえた時には、みんな泣いていたそうです。戦後も看護婦として勤務し、婦長さんになられて今は引退されています。戦争の話はしたくないと言っているそうです。
同席していた上の娘は、私と母の話をきいてちょっとショックだったようです。鳥が好きな娘はとてもやさしい心をもっています。何か感じたのかもしれません。自然は人の心を癒す力がありますね。人の心がみな穏やかになれるといいのですが。。。差別や偏見のない平和な世界になって欲しいです。
沖縄に行くことにより、私たちの考えはガラッと変わりました。これを機会にもっと知らなくてはと思います。とりあえず、(戦争知識の参考にするため)近いうちに靖国神社へ行ってみます。73歳の母は、靖国神社へ行ったことがあるそうですが、桜がきれいだと言っていました。
再会できる日を楽しみにしています。
お体大事にして下さい。乱筆お許しください。本当にありがとうございました。
靖国に言った感想など、又メールしてもいいでしょうか?
お忙しいと思いますので、ご無理のない範囲でと思っています。
(D.様 愛知県)