生の声が聞けて現状認識ができた!

沖縄戦、その始まりから終わりまでを見るツアー

二日間熱心にガイドして頂きありがとうございました。
空港に降り立って南国の香り、光の強さが印象的でした。
琉球は日本国であって異国のような感じがしました(旧植民地のままのような。米国施政化から日本に返還されても米国主導型のように感じられた)。
赤瓦の民家が少なくコンクリート造りの家屋が多くて意外でした。お墓も同様。食べ物も独特で初めてでしたがおいしかった。那覇市内は都会で自転車が少ないと感じた。地図で見ると日本は領海も含め案外広い国だと思った。
戦跡ツアーでは、
米国の圧倒的武力、物量と日本の貧弱さとの比較で、悲しいくらい張りぼての飛行機は知らなかった。
日本における唯一の地上戦が行われたことの悲惨さが身に染みる(一般市民が多数まきこまれている)。
・北飛行場周辺の不発弾調査。
・ガマの中の暗闇とガイドさんの話し、日本軍の遺品
・首里城司令部、摩文仁の司令部、M4戦車の厚みの実感
など、現地と写真、資料と見ながら説明で戦況の推移がよくわかった。軍首脳の戦い方(大本営の指示)に従わざるを得なかったと思うが一般市民を巻き込むやり方はなかったかと思うといたたまれない。
基地問題では、
普天間、嘉手納等の広大な敷地と現状を見られたのは良かった。
辺野古移設の自民党議員の複雑な胸の内。辺野古周辺では建設のつち音が聞こえもう移設は動いているのだと実感。下地さんからの生の声が聞けて現状認識ができた(米軍人の住居、ごみ、Yナンバー車)経済的に基地に関連した仕事に依存する人たちが多くおられ県外移設は複雑であると感じた。
(N様 大阪府)